あめだま

アンニョンハセヨ?よしかわ語学院の吉川です(*^-^*)

 

オンラインの活動をお休みしていた時期に、とてもとても

幸せな出来事がありました。2018年9月に、私の大好きな

韓国の作家さん ペク・ヒナさんが来日されて出演なさる

トークイベントの通訳をできることになったのです。

 

40年以上韓国語を勉強していて、もう死んでもいいやと

感じるくらい、幸せな時間でした。

 

このイベントは、ブロンズ新社さんが企画されたものでした。

ふだん、読者さんと一番近くで接して、本と作家さんを愛する

書店員さん向けの日本版出版記念イベントでした。

 

本の内容は、手に取っていただくお楽しみとして

ここには書きませんが、ぜひとも大人に読んでもらいたい本です。

 

主人公がふとしたことから手に入れた、あめだまには不思議な力があります。

 

主人公は、小学生の男の子ですが、彼が抱えている問題と

その苦しさに向き合った結果のできごとは

まさに大人に感じてほしいカタルシスだと

ペク・ヒナさんもおっしゃってました。

 

私は職業柄 「ことば」というものに重きを置かざるを得ませんが

絵本という媒体は、言葉を超えた表現です。

 

ちょうど、この本のイベントに関わらせてもらった時期に

自分自身も心身ともに追い詰められていたこともあって

この本のクライマックスともいうシーンでは涙が

ボロボロとあふれて止まりませんでした。

 

このイベントを主催された、ブロンズ新社の皆様も

初対面だった私を、とても温かく迎えてくださって感謝しかありません。

 

このイベントにかかわることで、1冊の本が世に出るまで

作家さんが作品を生み出せるよう、そばで支えてくださっている

出版社の編集さん、本を世に出そうと奔走する出版社さんの方々、

本を売ろうと努力なさっている書店員さん、と

静かだけど、とても強くて温かい愛情に触れることができました。

 

そして、この本の日本語版は関西ではテレビ番組でもおなじみの

長谷川義史さんが、温かい関西弁の日本語訳をつけられているのも魅力です。

 

長谷川さんの絵本も、息子を育てながら

たくさん読ませてもらって、感じることが多かったです。

 

また別記事で、直接お会いした

ペク・ヒナさんと長谷川義史さんの魅力についても

書いていきたいと思います(*^-^*)

 

コロナの影響で心乱れる時期ではありますが

備えをしっかりしながら、きっと事態はよくなると信じて過ごしたいですね。

 

☆彡☆彡☆彡 ☆彡☆彡☆彡

 今日もハングルぽんぐる(*^^*)

☆彡☆彡☆彡 ☆彡☆彡☆彡